派遣会社が外国人支援 可児でホームヘルパー講座開設

2009年03月10日

2008年12月31日、中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/koyou_houkai/list/200812/CK2008123102000162.html

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派遣会社が外国人支援 可児でホームヘルパー講座開設

真剣な表情で講義に耳を傾ける外国人受講者ら=岐阜県可児市で

 “派遣切り”などで外国人労働者らに深刻な影響が出ている中、人口の7%、約7500人の外国人が暮らす岐阜県可児市で、同市の人材派遣会社「西川産業」(西川真樹社長)が今月、介護現場での外国人の就職を後押ししようと、ホームヘルパー二級の講座を開設した。

 同社は1990年の設立以来、雇用するフィリピン人やブラジル人を主に製造業に派遣してきたが、今春から高齢者施設などにも派遣を始めた。

 派遣先や社員から資格や知識を求める要望が上がり、外部委託でヘルパー講座を開講した。

 同社の派遣社員には授業料の一部を補助する制度を設け、外部からの受講希望者も受け入れる。

 既に県内のグループホームに派遣されながら学ぶフィリピン国籍のニエベスさん(42)は「知識がなくて現場で戸惑うことも。資格を取れば自信になる」と話している。

 景気後退によって日本人を含め最多で約800人いた同社の登録派遣社員は、今秋以降半分に減少した。講座開設は同社の生き残り策でもあるという。



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Posted by TONTON at 08:52 │Comments( 0 ) 滋賀県外のニュース
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