ブラジル人学校の法人認可 岐阜・大垣HIRO学園

2008年09月14日

中日新聞 社会 2006年10月27日  
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061027/mng_____sya_____017.shtml

 ブラジル人学校の法人認可 岐阜・大垣HIRO学園  

岐阜県私立学校審議会は26日、同県大垣市のブラジル人学校「HIRO(ヒロ)学園」について、学校教育法に基づく各種学校化と、法人設立を認可する答申を県に行った。県は11月に認可する予定で、ブラジルの新学期に当たる来年2月に開校する見通し。  文部科学省によると、国内に約75校あるブラジル人学校はいずれも「私塾」の状態で、各種学校として認可されるのは初。学校法人化に伴い、県の運営補助、授業料に対する消費税免除などの公的支援が受けられる。  設置計画によると、日本の幼稚園と小中高校に該当する幼児、初等、中等、高等の各科を設け、総定員は302人。大垣市内2カ所の校舎の土地、建物はいずれも20年の長期借用。  同校は2000年に開設。母国語を中心にした教育を行っている。現在の児童生徒は約280人で、県内のほか愛知、滋賀県からの通学もあるという。創立者の川瀬充弘さんが今年7月に認可申請していた。  岐阜県は昨年11月、土地、校舎は原則自己所有などとしていた法人設置の基準を外国人学校に限って緩和。市町村の支援を前提に、土地や校舎はすべて借用でも可能とし、準備資金も従来の半額の「年間経費の6分の1以上」に緩和した。  この日の審議会では慎重な意見も出たが「外国人各種学校のテストケースになる。県はしっかりと運営を指導してほしい」として、申請は妥当と結論付けた。 ◇外国人児童の教育問題に詳しい小島祥美愛知淑徳大講師の話  外国人学校の法的地位を確立するための第一歩で評価できる。認可を目指す他のブラジル人学校への励みにもなる。この流れが国の施策に反映されることを期待したい。

------------------------------------------------------------------------ 中日新聞 地域ニュース 岐阜 2006年10月27日  http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20061027/lcl_____gif_____000.shtml  法人認可『苦労実った』 大垣のHIRO学園  県私立学校審議会から各種学校の認可を承認された「HIRO学園」(大垣市)では二十六日、「苦労が実った。ほっとした」と、関係者が喜び合った。  同学園は、川瀬充弘学長がブラジル人向けの託児所を引き継ぎ、二〇〇〇年に設立。現在二カ所の校舎で、五歳から十七歳までの約二百八十人が学んでいる。ブラジル政府の認可を受けており、帰国後に小中高校に編入したり、大学に進学する生徒もいる。  県が昨年十一月に外国人学校に限り認可基準を緩和したのを受け、今年七月に認可申請をした。  今は経営が安定してきたが、当初は月に四百万円もの赤字が続き、学長が私財を投げ出すこともあったという。将来を見通せば、公的補助を受けられる法人化は設立当初からの念願だった。  法人化によって通学定期の発行や、現在三万円程度の授業料にかかる消費税が免除され、引き下げにつながるだけに、保護者にとっても朗報だ。同校に長女(8つ)を通わせている、瑞穂市の主婦替地なおみさん(28)は「家計的にうれしい。学校の認知度も上がり、周囲の理解を得ることもできる」と喜ぶ。  大垣市内に住む外国人は二十四人に一人。川瀬さんは「多文化社会になった現代では、それに伴った共生が課題。法人認可されたことで、学校の責任はより重くなる」と、気を引き締めていた。 (中平雄大) -----------------------------------------------------------------------  

朝日新聞 岐阜版 【ひだ 人 みの】2006年10月25日  http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000150610250001  私財投じ6年「ようやく出発点」  川瀬充弘さん(50)=大垣市 ブラジル人学校「HIRO学園」の学長  7月26日、県に各種学校の認可申請をした。認められると、例えば、授業料への消費税が非課税になり、生徒は電車などの通学定期券が買えるようになる。 これまでは私塾扱い。「ようやく学校としてスタートラインが切れる。振り返ると、いろいろありましたね」。ブラジルとは無縁だったが、99年秋、ブラジル人向け託児所が廃園寸前で、これを聞いた友人が「あんた、やらんか」と持ちかけてきた。 大垣市内の不動産屋の2代目。ただ大学は児童教育学科出身で、卒業後5年半、幼稚園の先生をしていた。友人はそれを覚えていた。託児所は引き継いだが、気がかりは、幼児たちの兄や姉だった。 「日本の小中学校に通っているが、母国のポルトガル語は話せず、ブラジルに帰っても仕事に就けない。母国語をきちんと学べるところが必要ではないか、と」 それが、私財を投じて00年4月に開校した「HIRO学園」だ。校名は自分の名前にちなんだ。児童・生徒120人でスタート。今は市内2カ所の校舎に5歳児から高校3年生まで282人が学ぶ。 昨年12月9日の誕生日、全校生一人ひとりから「学長先生、ありがとう」と手紙をもらった。最高の宝物だ。ブラジルに帰国して国立大学に進んだ子からは、喜びの電子メールが届いた。「苦しいことばかりなのに、それが喜びに変わりました」(高岡喜良)


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Posted by TONTON at 23:14 │Comments( 1 ) 滋賀県外のニュース
この記事へのコメント
夕方に国道21号を大垣方面に走るそちらのスクールバスの運転が荒すぎます。
運転手は日本人?
頑なに右斜線、前が詰まると突然の強引な割り込み、煽り運転並みの車間距離等。
なんでしたらナンバー記入しましょうか?
ドラレコ装着車が増えている現在にあんな運転させる経営者って、評判下がりますよ。
Posted by 岐阜県民 at 2019年09月24日 21:04
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