セスタバジカの会:1カ月分の食料配布 /滋賀

2009年04月09日

http://mainichi.jp/area/shiga/archive/news/2009/03/22/20090322ddlk25040261000c.html
セスタバジカの会:1カ月分の食料配布 失職ブラジル人支援、広がる善意の輪 /滋賀

 ◇「隣人を見殺しにできない」
 不況で仕事を失い、日常生活も厳しくなったブラジル人らを救おうと、彦根市を中心に市民や大学教官らが設立したグループ「セスタバジカの会」が21日、困窮したブラジル人家族ら向けに、市民から寄せられた約1カ月分の食料をカトリック教会や日系ブラジル人団体などに配布した。グループは1月に設立され、配布は2月に続き2回目。メンバーらは「ただ目の前の人を助けたいと考えただけ。隣人を見殺しにはできない」と話している。【稲生陽】

 「セスタバジカ」はポルトガル語で「生活必需品一式」のこと。95年から同市と東近江市の小中学校でブラジル人の子供らに日本語を教えている非常勤教員、平田輝子さん(49)が、生徒らを助けたいと活動を企画した。外大進学の夢もあったのに急に帰国が決まり、卒業証書に外務省の認定が間に合わず母国で進学できなかった子供もいたという。会の事務局を務める県立大環境科学部の泉泰弘准教授(44)は元青年海外協力隊員。身に着けたスペイン語を生かして長浜市でペルー人児童らに日本語を教えているが、年明け以降に生徒の帰国が相次ぐなど異変が起きたことから、保管場所や大学で収穫した米の提供などの協力を決めた。

 活動では、東京のNPOや彦根市の国際協会などを通じて集まった食料や生活物資を、相談が多く寄せられる教会やブラジル人の団体などを通して配布。食料は米やインスタントラーメンなどで、企業が拠出した商品などもある。最初の試みだった先月14日には県下全域の66世帯に配布された。今回の食料は今後約50世帯ほどに配られる見込みだ。平田さんと泉さんは「支援する側・される側という構図ではなく、目の前の人に手を差し伸べたい。続々と拠出の申し出があるなど、市民の輪の広がりに心強さも感じている」と話している。問い合わせは同会(cestabasica@hotmail.co.jp)。



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Posted by TONTON at 21:35 │Comments( 0 ) 滋賀県内のニュース
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