中国人実習生:「研修で不正残業」 入管に奈良のメーカーを告発
2009年01月06日
毎日新聞 2008年9月11日
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/09/11/20080911ddn012040022000c.html
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中国人実習生:「研修で不正残業」 入管に奈良のメーカーを告発へ
国の外国人研修・技能実習制度で禁じられた研修時間外の残業や人権侵害の疑いがあるとして、ユニットバスメーカー「日ポリ化工」(本社・奈良県香芝市)の工場で働いていた中国人実習生5人らが、同社の不正行為認定を求め、大阪入国管理局に近く告発することが分かった。
支援団体「外国人労働者奈良保証人バンク」(同県斑鳩町)によると、5人は06年、日中技能者交流センターを受け入れ機関に、研修生として来日。会社の寮に住み同県山添村の工場で働いた。研修時間外の残業が認められていない研修生時代の約1年間、時給500円で会社に残業を命じられ、うち1人は、年間約330時間に上っていた。
宿舎は雨漏りがひどく床は水浸し、ベッドにカビが広がる劣悪な環境だったという。雨水をろ過した飲料水が飲用基準を満たしていなかったことが、今年3月の県郡山保健所の調査で判明。奈良労働基準監督署も「宿舎が基準に合致していない」など15の法令違反について先月、同社に是正勧告した。
ある実習生は「(社員は)毎日私たちの前で怒り、タイルや腰掛けを投げつけ、心身の健康に重大な影響を与えた」と訴える。支援団体は、実習生のパスポートを会社側が保管(現在は返却)していたことも確認した。
これまでの交渉で、日ポリ化工は「残業は研修生らが申し出た。寄宿舎は受忍限度を超える程度に劣悪とは考えていない」などと支援団体に回答。毎日新聞の取材には「担当者が不在のため話せない」としている。【泉谷由梨子】
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■ことば
◇外国人研修・技能実習制度
途上国の人材育成を目的に93年に導入された。1年間の研修期間後、最長で2年間実習生として就労する。法定額を下回る時給で働かされるなど「安い労働力」として扱われることが問題になっている。法務省によると、受け入れ企業・団体の「不正行為」認定は昨年562件に上る。不正が認められた場合、受け入れ資格が3年間停止になる。
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/09/11/20080911ddn012040022000c.html
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中国人実習生:「研修で不正残業」 入管に奈良のメーカーを告発へ
国の外国人研修・技能実習制度で禁じられた研修時間外の残業や人権侵害の疑いがあるとして、ユニットバスメーカー「日ポリ化工」(本社・奈良県香芝市)の工場で働いていた中国人実習生5人らが、同社の不正行為認定を求め、大阪入国管理局に近く告発することが分かった。
支援団体「外国人労働者奈良保証人バンク」(同県斑鳩町)によると、5人は06年、日中技能者交流センターを受け入れ機関に、研修生として来日。会社の寮に住み同県山添村の工場で働いた。研修時間外の残業が認められていない研修生時代の約1年間、時給500円で会社に残業を命じられ、うち1人は、年間約330時間に上っていた。
宿舎は雨漏りがひどく床は水浸し、ベッドにカビが広がる劣悪な環境だったという。雨水をろ過した飲料水が飲用基準を満たしていなかったことが、今年3月の県郡山保健所の調査で判明。奈良労働基準監督署も「宿舎が基準に合致していない」など15の法令違反について先月、同社に是正勧告した。
ある実習生は「(社員は)毎日私たちの前で怒り、タイルや腰掛けを投げつけ、心身の健康に重大な影響を与えた」と訴える。支援団体は、実習生のパスポートを会社側が保管(現在は返却)していたことも確認した。
これまでの交渉で、日ポリ化工は「残業は研修生らが申し出た。寄宿舎は受忍限度を超える程度に劣悪とは考えていない」などと支援団体に回答。毎日新聞の取材には「担当者が不在のため話せない」としている。【泉谷由梨子】
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■ことば
◇外国人研修・技能実習制度
途上国の人材育成を目的に93年に導入された。1年間の研修期間後、最長で2年間実習生として就労する。法定額を下回る時給で働かされるなど「安い労働力」として扱われることが問題になっている。法務省によると、受け入れ企業・団体の「不正行為」認定は昨年562件に上る。不正が認められた場合、受け入れ資格が3年間停止になる。
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